病院案内

看護部

看護部のあらたな取り組み


  右:総看護部長 村中 知栄子
  左:看護部長 河西 澄子

 菊池郡市医師会病院は昭和40年9月に菊池市亘の地で、九州で2番目の医師会病院として開院しました。地域医療を担う開業医の拠点病院としての新しい取り組みに医師会員の皆様方に支えられ歩んできた歴史を持ち、平成24年10月 47年目に新病院としてリニューアルオープン致しました。
 少子高齢社会という重要課題を背景に、医療・介護の在り方もその土地のニーズの変化に速やかに対応できることを期待されていると思われます。
 そこで看護部も新病院の完成に合わせ、病院の理念の下これまで以上のサービスの質の向上を図りたいと、看護の継続教育のシステムを再構築しスタートしています。
 新人から達人ナースへ、又スペシャリストナースへと各職員の目指すキャリアアップを支援する仕組みで、職員一人一人が自分の持ち味を生かし、各自の人生を豊かにする「場」となることを願っています。
 さらに、学ぶことは目的でなく実践に活かす為の手段である認識を持ち切磋琢磨していける組織集団を目指しています。
平成25年の1月よりS-QUEの衛星研修も院内で研修できるよう体制を整え、すでに地域の医療機関や施設の看護職員の方々にもご利用いただいています。
 今後も、医療を取り囲む社会の変化を見据えながら、医療の中心は患者さまやご家族の安全と安心が確保され、はじめて私たちの提供するサービスが活かされることを肝に銘じ、看護者の倫理綱領をその道しるべとして活用しながら看護・介護の質確保・維持向上に努めて参りたいと思います。



看護理念・方針



平成24年度 看護目標

地域の方々に信頼され、より愛される病院を目指す。
1、共に育つ精神で研修・自己研磨に努める。
2、組織の一員としての自覚を持ち、協調性・モラルを高める。



病棟紹介

外来

当院は「紹介外来制」をとっておりますので、地域の医療機関の先生方の協力を得ながら、日々診療・看護を行っています。その中で、患者さまが安心して診療を受けていただけるよう、優しさと笑顔に真心を添え、快適な診療を目指して日々取り組んでいます。
また、糖尿病友の会「りんどう会」は外来スタッフが主にサポートし、患者さまが中心となって2ヶ月に1回開催されています。糖尿病やその治療に対する知識を深め、治療成績の向上を目的に、患者さま同士の交流を図りながら、ウォークラリーへの参加、院内医師や専門職等による勉強会を行っております。




透析室

腎不全になると体内にたくさんの老廃物が蓄積します。その老廃物を透析によって取り除きますが、透析には血液透析と腹膜透析と大きく二つに分けられます。当院では主に血液透析を行っています。また当院は糖尿病合併症患者や高齢者が多く、シャント管理や生活指導とともに糖尿病指導やフットケアに力を入れています。安全安楽な透析治療を提供できるよう医師や臨床工学技師と協力し、対話を大切にした看護を行っています。



3階病棟(療養病棟)

急性期治療が終了し、病状が安定され、長期療養が必要な患者さまが療養される病床です。そのため24時間、医師・看護師等が勤務し、看護を提供しております。
療養病棟では患者さまが安全で安心した日々を過ごしていただける様、定期的な勉強会や話し合いをもち、看護を行っています。また食事内容も患者さまに合わせた治療食や療養食を個別に提供したり、1人浴槽や特殊浴槽など一人ひとりが安心して療養生活が送れるように、対応しております。




4階病棟

主に急性期・循環器疾患を対応している病棟です。
患者さま・ご家族さまは、急な入院によって様々な不安を抱えられます。私たちは、その不安に配慮して病状の観察や異常の早期発見に努め、少しでも安心して入院生活を送っていただけるよう患者さま・ご家族さまの思いに耳を傾けるよう心掛けております。また他職種の医療チームとの連携を密にはかり、安心して退院を迎えていただけるように努めております。スタッフは実務経験豊かな中堅看護師が中心となり、固定チームナーシングのもと、若手からベテランまで『笑顔と元気と行動力』を合言葉に日々頑張っている活気ある職場です。



5階病棟

3階病棟は慢性疾患及びターミナル期の患者さまの看護に携わっております。特に糖尿病の患者さまには、臨床検査技師・薬剤師・管理栄養士などの他職種と連携を図りながら、患者さまのライフスタイルに合わせた「糖尿病検査・教育入院」を実施しております。またご高齢の患者さまも多くいらっしゃるため、転倒・認知症などに対する安全管理にも努めております。
スタッフの年齢層は幅広く、お互いの経験を生かし、切磋琢磨しながら「患者さまに寄り添う看護」を目指し、日々取り組んでいます。





部門紹介